雑学を
今日はとある消防本部でとある商品のデモ。
メーカーさんと同行営業です。
少ない水で火を消すには、霧状にすること。そのために、フォグテックという機械のデモをさせていただきました。
ここで雑学。
普通は火災の時に水をかけます。なぜでしょう?
消火作業は、火が燃える3要素のどれか一つでも欠けさせる行為です。3要素とは、燃える物・酸素・温度です。
ちなみに江戸時代の火消しは燃える物を失くす方法をとりました。つまり、建物を壊しながら、最後は燃え尽くさせる。こういう理屈でした。
さて、話題を戻します。水をかけるということは燃える物と酸素を遮断し、かつ温度を下げるという二つの効果があって、よく使われるわけです。しかも比較的安く(ほとんどが無料)、比較的どこにでもあるから、ますます使われます。
では、なぜに霧にするの?
火災の際に水をかける。すると、水が流れてきて周りが水浸しになる。想像できますね。
これが水損と呼ばれるものです。消火の役に立たなかった水が、いかにたくさんあるかという証拠なのです。
水を霧にすれば、可燃物と酸素との間を完全に遮断できませんが、冷却効果はそれほど落ちず、結果火を消すことができます。
霧は、そのほとんどが蒸発して、少量しか流れることはありません。
よって、水の量からすれば断然消火効率が高いということになります。
この消火方法は、高速道路での車両火災などに非常に有効です。
高速道路では、消火栓・防火水槽・河川・池など、大量の水はどこにもありません。持ち運んだ少量の水で消すしかないのです。水をそのままかけたら、あっという間になくなります。だから霧にして消火するのです。
今日、ご紹介させてもらった機械は、持ち込んだ水を霧にする装置です。
わかりました?少し難しいですよね。
あ、それからアパートの2階の、ある部屋から出火。
こんな場合もいいですね。小火(ボヤ)なのに、大量の水を撒かれたら下の階に住む人たちにも迷惑がかかります。最小限の水で消してあげたいでしょうから。
メーカーさんと同行営業です。
少ない水で火を消すには、霧状にすること。そのために、フォグテックという機械のデモをさせていただきました。
ここで雑学。
普通は火災の時に水をかけます。なぜでしょう?
消火作業は、火が燃える3要素のどれか一つでも欠けさせる行為です。3要素とは、燃える物・酸素・温度です。
ちなみに江戸時代の火消しは燃える物を失くす方法をとりました。つまり、建物を壊しながら、最後は燃え尽くさせる。こういう理屈でした。
さて、話題を戻します。水をかけるということは燃える物と酸素を遮断し、かつ温度を下げるという二つの効果があって、よく使われるわけです。しかも比較的安く(ほとんどが無料)、比較的どこにでもあるから、ますます使われます。
では、なぜに霧にするの?
火災の際に水をかける。すると、水が流れてきて周りが水浸しになる。想像できますね。
これが水損と呼ばれるものです。消火の役に立たなかった水が、いかにたくさんあるかという証拠なのです。
水を霧にすれば、可燃物と酸素との間を完全に遮断できませんが、冷却効果はそれほど落ちず、結果火を消すことができます。
霧は、そのほとんどが蒸発して、少量しか流れることはありません。
よって、水の量からすれば断然消火効率が高いということになります。
この消火方法は、高速道路での車両火災などに非常に有効です。
高速道路では、消火栓・防火水槽・河川・池など、大量の水はどこにもありません。持ち運んだ少量の水で消すしかないのです。水をそのままかけたら、あっという間になくなります。だから霧にして消火するのです。
今日、ご紹介させてもらった機械は、持ち込んだ水を霧にする装置です。
わかりました?少し難しいですよね。
あ、それからアパートの2階の、ある部屋から出火。
こんな場合もいいですね。小火(ボヤ)なのに、大量の水を撒かれたら下の階に住む人たちにも迷惑がかかります。最小限の水で消してあげたいでしょうから。